天気が良かったので、朝から昼にかけて河内貯水池にお散歩に行ってきました。
帰りがけにぽつぽつと雨にやられましたが、今年の帰省はあまり天気に恵まれていないようで。
遊歩道

実家の前に、林道を抜ける約4kmの遊歩道が整備されています。
道の横はすぐに竹林・林になっています。
今日は風が強かったので、枯竹同士がぶつかるガコンガコンという音が遊歩道に響いていました。
灯りがあまりないので、夜道は結構怖い道。
人もですが、イノシシ等野生動物もいますのでライトは必須。

車道と歩道を分けるブロックに、夜間のライトを反射するビー玉が埋め込まれています。
他所ではあまり見たことがないのですが、これが目玉にみえ、ひょこっと顔を出しているようでみていてなごみます。
風化してビー玉がはずれ、虚ろになっているものも多数ありますが(笑
河内堤防(河内貯水池)

旧八幡製鉄所が大正7年に作った、工業用水を確保する為の堤防と貯水池です。
最大容量64,800立米で、東洋一(※現在は違います)の貯水池と呼ばれた貯水池だそうです。

造られてから100年以上たちますが、現在までに大きな漏れはないそうで。
文化遺産にも指定されており、当時の技術力の高さが伺えます。

堤防の上および貯水池外周は道が整備され、一周約7kmのサイクリングロードとなっています。
地域の方が散歩やジョギングなどで利用している親水空間です。
年末年始は休みでしたが、レンタルサイクルもあり、自転車でぐるっと散策をすることもできます。
私の足で一周約30分、前を歩かれていた高齢のかたも元気に散策されていらっしゃいました。

サイクリングロードの途中、湧き水がでる個所にコップがおかれていました。
看板も何もありませんでしたが、水分補給用?
眼鏡橋

正式名称は南河内橋、めがね橋の愛称で呼ばれている橋です。
貯水池の真ん中に歩いてアクセスできる個所はここしかないのですが、橋の上で釣り人をよくみかけます。
釣り禁止の看板や注意書きもみえないノーマナーなかたがたですが。

レンズ型トラス橋と呼ばれる造りで、国定重要文化財だったりします。
元々この造りの橋が国内で数例しかないことに加え、現存するのはこの橋のみ。
通れるのは歩行者のみですが、ごくごく普通に利用することが可能です。
重文だからってここを閉鎖すると、とんでもない大回りを強いられるというのもあるのでしょうが。
生態系
まったく予期せず撮影した鳥の飛行写真。
本当は水の上に浮いている番いを撮ろうと思っていたら目の前で飛び立ったので、慌てて追いかました。
静物ばかりとっているので動物はあまりとらないのですが、難しいものですね。
結局ピントが微妙にあっていませんでした。
要練習です。