ある日のエアリオさん

・・・釣りに行こう。
趣味の釣りには永らく行っていなかった。
少し肌寒いが、竿を垂らし魚を待つ時間を考えると心が躍る。


場所はどこにしようか。
アデリア川は鮒と鯉ばかりで少し飽き気味だ。泥酢は少し生臭い。
ケオ島はいいかもしれない。大物の鱒を釣り上げるときの手応えはやみつきになる。
ケアンはどうだろう。まだ釣ったことはないが、カジキマグロが釣れるらしい。
釣り人として一度は釣り上げてみたい魚だ。


そういえば、漁船で良いものが釣れるという噂を聞いた。
以前、招待状を貰ったときに一度いったが、大したものがつれなかったのですぐに船をおりた記憶がある。


リベンジも含めて今日は漁船にいってみようか。


ふふ、今から楽しみだ。


漁船に行くことになり、数日家をあける旨を姉と妹に伝えておかなければ。



ラビ「ごはん、ごはん!(精霊の)」


 どうやら精霊の吸収できるアイテムを釣ってきてくれということらしい。


 妹(ラビロス)の精霊は燃費が悪いのかよく食べる。


 なにか良いものが釣れれば確保しておこう。


衛「もし釣れたらでいいから、キングクラブが釣れたらとっておいてね。マリンアーマーをつくるのに使い方から」


 生ものを使って裁縫をしようなどと考えたの誰なのであろうか。


 ボクは磯の香りがしそうな鎧は着たくないが、姉(衛)が張り切ってるようなので無碍にはできまい。


 わかった、釣れるかどうかわからないが優先的に持ち帰ろう。


ラビ「ごはん、ごーはーんー!(私の)」


 どうやら自分の食事になる魚を釣ってきてくれということらしい。


 妹はよく動くため、姉妹の中で一番よく食べる。


 あれだけの量をたべて太らないのが不思議だ。


 釣りのメインはやはり魚なので、これは期待してもらって良いだろう。


 妹ほどではないが、釣果を使った姉の料理は楽しみだ。


 


 さて、海をわたってイリヤ大陸に到着した。


 ああ、日差しが強いな。あまり日にやけるのは好きではないのだが。


 場所は・・・・どこだったかな。


 前にもらった招待状には、ムユ砂漠の鳥の模様からはいるってかいてあるね。


 じゃぁ、いこうか。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 鳥の模様は・・・・ここだね。


 海岸沿いにいくと書いてあるけど。


ないよ?


 


 


 


 


 


 


 


 ・・・・・どこに道があるんだい?


 まさか嘘じゃないだろうね・・・・。


 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 


 ふ、ふふふ・・・・


 どうやら鳥の模様じゃなくて蛇の模様からだったようだね。


 やぁ、こんにちわ。君が招待状をくれたマーリンだね?


 間違った情報を与えてくれてありがとう。


 おかげで少々無駄な時間を過ごさせて貰ったよ。


君・・・しぬよ?


 


 


 


 


 


 


 


 


 キミ・・・・・死ぬよ


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 


 それじゃぁ、釣りを始めようかな。


 ふふ、大物がかかるといいな。


 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 ふぅ、結構釣れたね。


 マカジキはなかなか手応えがあって楽しかったよ。


 魚はたくさんつれたし、精霊のご飯もまずまずかな。


 姉には申し訳ないが、残念ながらキングクラブは釣れなかった。


 なかなか釣れないという話は聞いていたので、また今度挑戦してみよう。


 釣り竿がそろそろ限界だし、いまのえさ箱が空になったら一度ダンバにもどろうかな。



 ん、あたりがきたね。


 重い手応え、これは・・・・大物だな。


 慌てず、慎重にたぐり寄せて・・・・


 ふ!


 


ミニスカ


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 




『<SYSTM>:「トルディジャグミニスカート」が釣れた。』


 ・・・・波乱のもとになるようなものを釣ってしまった。


 お店で購入しようと思うと77万もする高級な衣装。ボク達のような一般庶民にはまず縁がない買い物である。


 最近では、ここでつり上げることができるようになったため、10万程度で露天に並ぶことが多くなった。


 もとの金額を考えると、精霊のご飯としては最高級品だ。


 しかし、これを精霊のご飯にするのはどうか。


 対象年齢が15~18歳。姉が丁度着られる年齢だ。ものが高いだけに、さすがに服としてのデザインは良い。


 姉に着せてはどうだろう。きっと似合うことであろう。


 しかし、姉は露出の多い服装を好まない。好まない、というよりは着れないといったほうが正しい。


 以前に、無理矢理コレスシーフスーツを着せて見たところ、顔を真っ赤にして卒倒しかけていた。あれはあれで楽しかったが。


 おそらく前回以上に露出の多いこの服は姉には無理だろうな。私と妹では着れないし。



 最善の方法は、露天で売り、そのお金で精霊のご飯を買うなり裁縫の材料を買うことだ。


 ただ、すぐに買い手がつくとは限らない、いや多分にその可能性がある。


 困ったな・・・・。



 まあ・・・・ここで悩んでも仕方がない。処分に関しては二人にも意見をきいてから考えればいいか。


 最後の最後で妙なものを釣ってしまったが、なかなか楽しい一日だった。


 今度は・・・三人揃って釣りにいきたいね。


 


 ※ミニスカートの処分に関しては、未だに検討中でありペットの中に眠っております。


3件のコメント

  1. ・・・・・・・君、方向音t・・・;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
    ハァハァ・・・・なんて人だ・・・・
    気を取り直してー
    ミニスカ釣り上げおめでとー&ありがとー(ぇ
    ってか露店で10万程度なら店売りでもいいような気がするのは俺だけかな?w
    最善の方法は、キー君にプレゼントして性転換させrゴホッゴホッ
    失礼しました・・・・・・

  2. 話の流れがうまいですね・・・
    いいSS読ませてもらいました。
    次回作に期待してます。
    私もSS書こうかな。
    中途半端になってた東方のを・・・

  3.  方向音痴なんじゃなくて招待状通りにいっただけですよ
     10万程度とか・・・・このブルジョアが(´・ω・`)
     私はレア運ES運他諸々全般的に運に見放された人間だから10万稼ぐのも大変なんですよ。
     キー君性転換はいいあいでぁでs;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン

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